きなこが熱性けいれんになったのでまとめようと思います。
自分も子供が熱性けいれんになったとき少しでも情報が欲しかったので、誰かの役に立てればと思ってまとめました。
少しでも参考になれば幸いです。
また、お医者さんに言われたことを書いているつもりですが私が誤解をしていたり、間違っていたりすることもあるかもしれませんが
体験談として、お読み下さい。
始まり
4月20日ごろから微熱が続いていて、咳も少しあり、体調は悪い状態でした。
少し咳が出ていて、37度台の熱が続いていました。
4月29日 6時30分
朝の6時半に、子供が起きてきました。
少ししんどそうでした。
バナナが食べたいと言ったのでベビーチェアに座らせてバナナを食べさせていたところ、白目をむいて背もたれに倒れながらけいれんしました。
手と足がピーンとなってびっくんびっくん動いていました。
大体5分くらい痙攣していていたと思います。
けいれんの最中は、口から泡を吹いていました。
どうしていいかわからず、とりあえず抱っこして子供の名前を呼び掛けながらけいれんが収まるのを待ちました。
急で初めてのことだったので、おろおろしましたが、つい先日、小児科の先生に熱性けいれんになったらとりあえず救急車を呼んでくださいと言われていたので、まだけいれんが収まらないうちに救急車を呼びました。
市内ということもありますが、救急車は10分もかからずに駆けつけてくれました。
人生で初めて救急車を呼びましたが、心強かったです。
その後、救急車で近くの総合病院に行きました。
病院にて
熱性けいれんはすぐに診察をしてもらえるわけではなく、お医者さんに少し様子を見てもらった後、一時間ほど待って診察でした。子供の症状は落ち着いていましたが、すぐ見てもらえなかったので、心配になりました。
診察は、熱があったことと、手を伸ばした痙攣であったため、熱性けいれんという診断を受けました。
診察してもらったので、家に帰ることになりました。
お薬はダイアップ錠(座薬でけいれん止めの薬)をもらいました。
家に帰る前の段階で体温は、37.4度でした。
早朝で、準備をしていなかったことと、子供がしんどそうなので、タクシーを使って帰りました。
10時くらいに家につきました。
多くの熱性けいれんは、1回で収まることが多いようです。
下記の状態になると注意が必要で、該当すれば、重症であったり、熱けいれん以外の原因があったりするようです。
・一日に2回以上のけいれん
・左右均等でないけいれん、一部のみのけいれん
・5分以上続くけいれん
あとはぼんやりしていたり、目がトロンとなっていたり
違和感があったときは救急車を呼んだ方がいいようです。
きなこはここに該当してしまいました。。
自宅にて
自宅に帰ってきなこが一眠りして起きたころに、もう一度けいれんを起こしました。
帰宅後、ぐずぐずして、しんどそうだったので、熱を測りました。
39℃台の熱になり、お腹をみると見てすぐわかるくらい
お腹がせりあがっていました。
お腹がとても熱かったです。
冷えピタをはって隣で見ていましたが、すごく呼吸が深くなりお腹が大きく動いていました。目線が急に右斜め上を向いたと思うとすぐに、そのまま白目に近い状態で痙攣しだしました。
(最初のけいれんもそうだったのですが、けいれんが起きる前は
急激に体温が上昇している気がします。子供の体温はもともとあついのですが、
体の芯から急激に熱くなるような感じです。
体が急激に熱くなるから、体がついていけなくてけいれんを起こすみたいです。)
4月29日 11時30分
今回も5分くらいのけいれんで、両手がピンと伸びた左右対象のけいれんでした。
病院にいる間にほかの熱性けいれんの動画をチェックしていたので、きなこがけいれんを起こしたタイミングですぐにきなこを横向きに寝かせて、気道の確保をすることができました。口から吹いた泡(よだれ?)みたいなものが結構出てくるので、横向きでタオルでふき取っていました。
自宅に帰ってすぐだったことでびっくりしましたが、その前に病院側から
今日中に2回目のけいれんが起きた場合は即入院と伝えられていました。
もしまたけいれんが起きたら救急車を呼んでくださいと言われていたので、すぐ救急車を呼びました。
また10分ほどで救急車が来てくれました。
救急救命士さんに話し、先ほど同じ病院に連れて行ってもらいました。
先ほどと 同じ救急救命士さんではないので、説明をしました。
病院にて
きなこの様子を見ていたので、まだダイアップ錠を投与していませんでした。12時前には病院につきましたが、診察してもらえたのは、13:00くらいでした。2回目のけいれんは動画をとっていたので、お医者さんに診てもらいました。動画を見た結果も熱性けいれんだと言われました。診察室に入り、ダイアップ錠をおしりに入れてもらい、血液検査と点滴をしてもらいました。診察室に入って点滴を打ってもらった後は、入院まで、待合室で、点滴が終わるのを一時間ほど待っていました。
(今だったら、ダイアップ錠をすぐに投与すると思います。ダイアップを使うとリスクがあるようです。きなこの場合は、ダイアップ錠を使うと、テンションが上がって、踊りだそうとします。しかし、薬の効果で酔っ払っているみたいに平行感覚がなくなるので、一人でいさせるとふらふらしました。投与するときは寝るまで絶対近くにいました。
余談ですが、ひと昔前にタミフルなどで、子供の飛び降りなどの異常行動が報道されていましたが、同じ感じになるのであれば飛び降りても不思議ではないと思いました。)
14時過ぎ位に、病室の準備ができました。点滴が刺さっていたので、妻が子供を抱っこした状態で、車いすで病室に行きました。
そこからは病室にいました。病室に着いたあとは、抗菌薬と点滴を投与してもらいました。きなこはずっと寝ていました。
お医者さんからは平熱に戻ったら退院できるということでした。入院当時は1泊か2泊したら退院できるという話でした。
2回目のけいれんが起きたら入院といわれていましたが、起きると思っていなかったので準備をしていませんでした。そのため、家に荷物を取りに行く必要がありました。
今回は、良いか悪いか、GWで実家に帰省しようかと思っていた矢先だったので、幸い夫婦ともに休みを取っていました。病室に入った後は妻が子供の付き添いで病室にいて、私は着替えやアメニティを取りに入院の準備で家に帰りました。
入院
入院してからの熱の推移に合わせて状態をお伝えします。
4月29日 18時 38.7
病室に行ってから定期的な計測になります。ダイアップを投与していますが、熱が下がらず、血液検査と診察の結果、軽度の気管支炎も併発しているようでした。
基本的に病室の寝泊まりは、女性でお願いしているそうなので、妻は、きなこと一緒に病室に泊まることになりました。
4月30日 7時 39.0 朝食後 38.8 13時 39.7 18時 38.8
この日は、9時ぐらいに病室に行きました。妻がお風呂に入っていないので、一度家に帰ってお風呂に入って戻ってくることにしました。病室では、子供のご飯しか出ない為、親のご飯は自分で買ってこなければいけません。ですが、1歳の子供を見てるので離れるわけにはいかず、2人で交互にやらないとできません。
13時ぐらいに妻がかえってきて、それから病室でご飯を食べました。
20時までしか病院にいれなかったので、19時ぐらいまで病院にいて、帰りました。
医者に言われていた2泊目でしたが、体温が全く下がらないのでもう一泊泊まることになりました。この段階ではいつ退院できるかわかりませんでした。肺炎でずっと泊っている子が隣にいたので、1週間泊るとなるときびしいなあと思いながら病状を見ていました。
5月1日 7時 36.7 朝食後 37.3 13時 37.7 18時 計測忘れ
きなこの風邪が移ったのか、私が39度の熱が出て、病院に行けませんでした。この日は哺乳瓶や、携帯の電池などがなく困っていましたが、病院側に何とかしてもらいました。
きなこは病室でずっと寝たり、ぐずぐずしたりの繰り返しでした。
5月2日 7時 36.4 朝食後 36.7 退院
朝食後、熱を測ると、平熱になったので退院することになりました。お昼ごはんを作るのが手間だったので、病院でお昼ご飯を食べてから家に戻りました。
熱けいれんの流れはだいたいこんな形でした、病院に行った後はほぼベッドで寝ており、抗菌薬の点滴ぐらいしか処方はしてもらっていません。あとは朝、昼、夕方の診察しかしていません。
特に後遺症がなくてよかったですが、また熱が出たときに熱けいれんになりやすい子ということなので、大きくなるまで注意が必要ということでした。
今回は、ゴールデンウィークで実家に帰省しようと思っていた矢先の、熱けいれんでした。
熱性けいれんは初めてでしたが、いざ子供が熱性けいれんになるとかなり焦ります。
ゴールデンウィークと入院が重なったため、二人とも休みだったので対処できましたが、これが平日に起きてしまった場合、どちらか一人だけで子供の面倒を見るのはかなり大変です。お風呂もなし、ご飯も親の分はなし、一人で子供を見なければならず、トイレもままなりません。子供が体調悪くてぐずぐずしていますし、狭いベッドで子供と二人でいないといけないのでとてもストレスが溜まります。
熱性けいれん自体も大変ですが、それ以上に入院期間が大変だと思うので夫婦で協力することが大切だと改めて思いました。協力してもらえるのであれば、両親にも手伝ってもらうような一件でした。
まとめ
- 熱性けいれんが起きたら救急車を呼ぶ、余裕があれば時間を測り動画を撮る。
- けいれんが起きたら、子供を横向きにして窒息しないようにする。
- 救急搬送されても、軽度な場合診察までの時間が長いことがある。
- ダイアップを投与すると子供がふらつくので注意が必要である。
PS
あとは共済へ保険のお金の手続きをしました。
こちらは、別で記事を作ります。